カスタムソケットはそもそも車内で煙草を吸う人のために作られたものです。車内でのちょっとした待ち時間やゆっくりしたいときに煙草を1本くゆらせる等という背景が、現代において心なしか淘汰されようとしているのは少し悲しいものです。なんと中には12ボルトの電流が流れており、社内の各配線とつながっており、今でも使用しようと思えばカスタムソケットも用をなすはずなのです。しかしながら今はそのような風潮はなく、他の様々な新しい使われ方で存在しているだけのようなのでそれらをこれより説明しましょう。
カスタムソケットを、家庭用コンセントと同じボルトに変換するインバーターを使ってコンセントとして利用するのです。インバーターが出力する波型には大きく分けて3種類存在し、中でも1つは日本の家庭用コンセントと同じ形で、電化製品を最も安全に利用できます。しかしながら他の2波は、電圧がきれいな曲線を描かずに音が発生しやすいので、残念ながらこちらのソケットとは合いません。またカスタムソケットは様々な小物家電の充電口としても活躍してくれます。
スマートフォンであれタブレットであれUSBポートが備えられているので、シガーライターに取って代わって十分にそれらの機能を果たします。また後付けで設置する様なドライブレコーダーでも配線が簡単で、沢山の場面で用を足してくれたりします。ただ気を付けなければならないのは、差し込んでエンジンをかけるだけなので車種の電圧に対応しているかどうか、必ず確認しなければなりません。